日本人選手(日本代表、Jリーグ)の良い所、悪い所

日本人選手の良いところ

全般的に・攻守において

スピードと持久力

・日本人は「スピード」「持久力」で秀でている。
・サッカーにおいて重要なのは0~25mくらいまでの距離のスピードで、日本人の肉体はこの距離での競争において有利。
・5メートル、15メートルの距離のスピードに関しては世界屈指のレベル。
※アングロ・サクソン系(ドイツ/イングランド人)は、逆に「筋量」「骨格」「サイズ」の面で秀でている。

犠牲心や根性など

・守備的戦いで結果を残した大会で共通するのが「犠牲心」「ハードワーク」「根性」などで、この点は強み。

攻撃面で

技術

・ボールコントロール、パス能力などの基礎技術は申し分ない。

裏取り

・日本人FWは、裏取りは上手い。

日本人選手の悪いところ

全般的に・攻守において

パスサッカーが最適解なのか

・バルセロナのようなパスワッカーへの憧れが強いが、それが悪い影響を与えている可能性も。
・バルセロナのサッカーは王者のサッカーで、個々の選手に要求される能力水準が高すぎて実践は相当困難。
・カウンターの質の低さ、被カウンターへの脆さなど問題が常に付きまとうが、それらを解決できなければ結果が伴わない可能性が高い。
・パスサッカーを目指すことが、一対一で勝てないこと(デュエルの弱さ)への言い訳に使われていないか?

ポジショニング

・選手が自分のポジションを遵守せず、必要なスペースをちゃんと埋められない。
・ポジショニングの悪さを運動量でカバーしすぎる傾向にある。体力を消耗するだけ。ポジショニングを修正するべき。
・チームが決まりごとをわきまえて戦っているかどうかが怪しい。

戦術的規律

・自分たちに規律があると思い込んでいるが、サッカーで求められる戦術的規律はまた別物。
・戦術的規律とは、労をおしまずに、状況に応じて瞬時に適切な判断し動くことで、そのレベルに関しては特筆するほどでもない。

フィジカルコンタクトの激しさ

・コンタクトプレーで激しさに欠ける。死ぬ気で相手がぶつかってくる環境にない。
・スタジアムも、ショーやお祭りを見ているような空気がある。その空気が選手に伝わる。よく言えば相手をリスペクトしているが、悪く言えば甘い。
・守備ブロック強化にあたっての致命的弱点でもある。
※ハリルホジッチ監督就任後に改善傾向にある。

プレーのスピード感

・特にトランジション(攻守の切り替え)時の遅さが目につく。欧州と比べスピード感に欠ける。(ブラジルよりは速い。)
※ハリルホジッチ監督就任後に改善傾向にある。

練習が緩い

・海外組の選手が口を揃えて言及するのが練習の違い。海外の練習は日本に比べ激しく、喧嘩も当たり前。
・意見や感情の出し方も甘いか。

悪いところ(攻撃)

プレッシャーを受けた際の技術のブレ

・プレッシャーのかからない状況での技術に定評がある反面、実践でうまく活かしきれていない。

判断ミス、「相手」を感じてプレーするのが苦手

・現代サッカーにおけるミスは、「ボール扱いのミス」だけでなく「判断ミス」も多い。日本人は「判断ミス」が多い。

・日本人は足元にピタッと止めてから次のプレーに移行する傾向がある。
・一流プレーヤーは、ボールに触れる直前まで相手のことを見る。相手が来ていると感じれば、足元には止めずに相手の裏を取るような判断の伴うコントロールを自然に行う。
・足元で止めるコントロールをしたからといって、現象として「ミス」ではないので目立たない。しかし、ボールを止めてから周囲の状況判断をするので、プレーテンポが一瞬遅れる。

ボールを受けに来すぎる

・選手がボールを受けに来すぎる。
・ボールが選手のもとに来るのであって、選手がボールを求めて動くのではない。
・サイドアタッカーがサイドに張っていられない(内に入ってくる)。流動的にポジションを入れ替えるトップ下とSH。

・その結果、攻撃に幅も奥行きもでない。
・バイタルエリアで交通渋滞が起こる。
・ネガティブトランジション(攻→守の切り替え)時に、サイドにスペースを与える。
・サイドチェンジができない。
・逆足のサイドアタッカーを使ったカットインドリブル(シュート)という攻撃パターンの減少。

攻撃に人数をかけすぎるケースが散見

・攻撃に人数をかけすぎる。攻撃的なダブルボランチ、同時に高い位置まで攻め上がる両SBなど。無警戒過ぎで、カウンター時に脆弱性を露呈する。

カウンターアタックの精度

・カウンター時のランニングの迫力が欠ける。
・遅効の意識が強いか。すぐに落ち着けたがる。
・あるいは相手のカウンター返しへの恐怖感か?

意図の一致しないロングボール攻撃

・雑なロングボール攻撃もしばしば。中盤がボールを受けに下がってきているのに、FWにロングボールを放り込みFWが孤立。

悪いところ(守備)

プレッシングの連動性の欠如

・プレッシング時に、1列目と2列目が乖離する傾向がある。(1列目が暴走しているか、2列目の遅れかはケースバイケース。)
・相手がロングボールを多用している場合、起点を潰そうとFWとMFがハイプレスをかけるも、DFラインが押し上げをサボりDFラインが孤立するケースが多発する。

ゾーンディフェンスへの理解が不完全

・ザックジャパン、ハリルジャパンともに、ゾーンディフェンスの指導を基礎から始めるレベル。
・多くのチームが待ち受け型のゾーンディフェンス&ブロック形成をするが、その割にポジショニングや守備判断が甘い。

ボランチが喰い付きすぎる

・ボランチが早く喰い付きすぎて、バイタルエリアを開けてしまう傾向にある。

スライディングに問題あり

・DFや中盤が軽率なスライディングをしてしまう判断ミスが多い。
・守備において「スライディングは最後の手段」という意識の欠如。かわされると数的不利になる危機意識が薄い。
・スライディングタックルのアクション自体も下手。スライディング時、足を上から落とし込むように出してしまい股間のコースが空く。(海外では、体をしっかりと倒して滑り込む。股間のコースがなくなる。)

ボールホルダーへの寄せが甘い、奪いにいかない

・日本では「攻撃を遅らせること第一」という考え。相手選手との距離も空けがち。
・だがJリーグでは撃たせてOKのミドルシュートが、世界レベルでは致命的になる。
・世界基準の守備は「ボールを奪いにいく」。そのため球際(1対1)での対応力が磨かれる。

最終ラインが低すぎる

・最終ラインが低すぎる傾向にある。上げるべき時に上げることができていない。CBが引きすぎる。
※DFラインを押し上げるには、ボール保持者にプレッシャーがかかっていることが条件。ボール保持者がフリーでパスを供給できる状態であれば、DFラインは裏をとられる事を警戒しラインを押し上げてはいけない。

縦ポンに弱い

・Jリーグではパワープレーを良しとしないチームが多い。
・パワープレーをしない相手ばかりだと、しっかりと引いて人海戦術で守り切れる。だがACLなどでパワープレーをされると、対応に不慣れだからかあっさりと失点する。

クロスボールに対し目測を誤る判断ミスが多い

・ファーへ逃げていくクロスボールに対し、CBやSBが目測を誤ってヘディングしにいき空振り、その結果後ろを取られるというケースが散見する。
・DFの判断力だけでなく、身体の向きも悪い場合が多い。

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