【最新版】海外で活躍した日本人選手ランキング

この記事は2018年9月2日に更新されました。

歴代の日本人選手のなかで、海外組として他国リーグで実績を残した選手をランキング形式で紹介していこう。日本代表での実績は加味せず、あくまでもクラブでの実績のみとする。

時代が違ったりポジションが違ったりで単純に比較できるものではないが、よりランキングが上位の選手のほうが世界的なインパクトが大きい選手だ。みな日本サッカーの歴史を築いた偉大な選手であるので、尊敬の念を込めつつ紹介していきたい。

海外で活躍した日本人選手ランキング

1位:香川真司

推定市場価格の最高値:2,200万ユーロ(2012年6月)
ドルトムント:ブンデスリーガ優勝2回、DFBポカール優勝2回、CLベスト8
マンチェスター・ユナイテッド:プレミアリーグ優勝

現役の日本人選手のなかでも圧倒的に世界的評価の高い天才アタッカー。

2010年にドルトムントに移籍すると、2シーズン素晴らしい成績を残し評価を高めた。特筆すべきは2011-12シーズンで、3ヶ月連続で欧州月間ベストイレブンに選出され、ブンデスリーガの年間ベストイレブンにも選ばれた。

2012年には、名将ファーガソン監督に惚れ込まれマンチェスター・ユナイテッドに移籍する。ハットトリック達成などの話題は提供したものの期待されたほどのインパクトは残せずドルトムントに出戻りとなった。その後も以前ほどの評価は得られていないが、CLでも活躍するなど世界的な好選手として一目置かれている。

高いテクニックとペナルティーエリア内での質の高さが武器。

2位:中田英寿

推定市場価格の最高値:2,840万ユーロ(2001年7月)
ローマ:セリエA優勝
パルマ:コッパ・イタリア優勝

近年では日本人選手の海外移籍は当たり前となりつつあるが、その先駆け的存在だったのが彼だ。

21歳でセリエAのペルージャへと渡ると、ドリブル突破と的確なパスで瞬く間に存在感を発揮。移籍1年目にして10ゴールを奪い、外国人最優秀賞を獲得。当時世界最高峰で世界中のスター選手が集まっていたセリエAにおいても実力を認められた。

2001年にはローマでセリエA優勝も経験。優勝の行方を占うユベントス戦で途中出場ながら抜群の存在感を発揮するなど、優勝に大きく貢献した。

世界選抜戦に何度も選出されバロンドール候補にも選ばれるなど、不世出の天才と表現すべき選手である。

3位:奥寺康彦

推定市場価格の最高値:不明
ケルン:リーグ優勝、DFBポカール優勝、CLベスト4

1970年代と随分昔のプレーヤーであるが大きなインパクトを残した。当時の日本代表はワールドカップとも縁遠く、日本人選手の評価は中田英寿の頃よりもずっと低かったはずで、正真正銘のパイオニアである。

当時世界最高とされたブンデスリーガで活躍した初めての日本人選手。しかも10年間ほど優勝争いするほどのクラブでレギュラークラスとしてプレーし続けた。世界最高峰の舞台でここまで長く安定して活躍した日本人選手は彼だけだ。

ケルン時代には、CLの前身である欧州チャンピオンズカップでベスト4に進出しており、準決勝では貴重なアウェーゴールも決めている。

4位:岡崎慎司

推定市場価格の最高値:1,000万ユーロ(2016年2月)
レスター:プレミアリーグ優勝、CLベスト8

2015-16シーズン、プレミアリーグで「100年に一度の奇跡」と評される優勝を果たしたミラクル・レスターのFWとして1年間レギュラーを守った。

得点になかなか絡めず「ディフェンシブFW」という辛口評もしばしば受けるが、チームのスタイルにマッチした泥臭い献身性はチームに勇気を与えサポーターからも愛されている。日本人選手にとって鬼門とされるプレミアリーグで、複数シーズンで多くの出場機会を得ている点は特筆に値する。

ちなみにブンデスリーガ・マインツ時代には点取り屋としても評価を高めており、欧州日本人シーズン最多得点記録も保持している。

5位:中村俊輔

推定市場価格の最高値:900万ユーロ(2007年9月)
セルティック:リーグ優勝3回、スコティッシュカップ優勝、リーグカップ優勝2回、CLベスト16

近年の日本人選手の海外移籍ブームを、中田英寿から引き継いだ選手といってよい。

セリエAのレッジーナでレギュラーとして活躍。難しいカルチョの国でまずまずのインパクトを残した。

セルティックでは圧倒的な存在感を放った。2006-07シーズンには、CLでマンチェスター・ユナイテッドから2ゴールを奪い、リーグ優勝も経験。年間最優秀選手賞を受賞した(アジア人選手として初の欧州リーグMVP)。リーグのレベルに疑問の余地はあるものの、そのリーグにおいて最優秀選手となり伝説的選手としてサポーターから愛されている点は軽んじてはならない。

6位:長友佑都

推定市場価格の最高値:1,400万ユーロ(2014年1月)
インテル:コッパ・イタリア優勝、CLベスト8
ガラタサライ:トルコリーグ優勝

セリエAのチェゼーナとインテルで活躍。インテルでは、2010-11シーズンにCLベスト8まで進出した。

DFとしてはセリエAでも特別高い評価を受けているわけではないが、難しいビッグクラブで長年戦い続けた実績は見逃せない。クラブは何度もSBの新戦力を獲得したが、不屈のメンタルでポジション争いに挑み続け地位を守ってきた。

7位:内田篤人

推定市場価格の最高値:900万ユーロ(2015年2月)
シャルケ:DFBポカール優勝、CLベスト4

ブンデスリーガのシャルケで確固たる地位を築いた。2010-11シーズンには長友擁するインテルに勝利しCLベスト4に進出。近年のCLでの成績は、主力としてチームを導いたという意味では日本人選手最上位だ。

SBとしての評価そのものも高く、ブンデスリーガにおけるベストイレブンにも選出された。

8位:乾貴士

推定市場価格の最高値:750万ユーロ(2018年7月)

ブンデスリーガの経験を経て、リーガのエイバルへと移籍。日本人選手にとって鬼門であり続けたリーガにおいて、はじめて成功した選手となった。

当初は守備の戦術理解度の低さから出場機会は少なかったが、2季目の2016-17シーズンからは外せない選手に。守備とドリブル突破でチームの重要な役割を担った。最終節のバルセロナ戦では2得点を記録しインパクトを放った。

9位:吉田麻也

推定市場価格の最高値:700万ユーロ(2018年1月)

日本人選手にとって鬼門ともいえるプレミアリーグでの活躍、ひいてはCBとしての活躍を評価しこの順位とした。とりわけCBとしての海外実績は、他の日本人選手と比較し群を抜いている。

VVVフェンロで欧州でのキャリアを積むと、サウサンプトンへと移籍。プレミアリーグ100試合出場を達成するなど着実な歩みをみせている。EFLカップ決勝戦にも出場。

10位:本田圭佑

推定市場価格の最高値:2,000万ユーロ(2013年1月)
CSKAモスクワ:ロシアカップ優勝、CLベスト8

欧州でのキャリアは、VVVフェンロ、CSKAモスクワ、ACミランの3クラブ。VVVフェンロでは、オランダ2部の最優秀選手賞を獲得している。

キャリア絶頂期をロシアリーグで過ごした。CLでもインパクトは放ったが、欧州最前線でないロシアリーグであるため評価が難しい。

ACミランでは10番を背負ったが、期待されていたほどのインパクトは残せず。バラバラなチームのなかで潤滑油的な役割をこなすアタッカーという評価に落ち着いた。

11位:長谷部誠

推定市場価格の最高値:500万ユーロ(2010年7月)
ヴォルフスブルク:ブンデスリーガ優勝
フランクフルト:DFBポカール優勝

CLという高みの舞台でのインパクトはないものの、ブンデスリーガに長らく在籍し計算できる戦力として一目置かれ続けている。奥寺康彦が保持していたブンデスリーガにおける日本人最多出場記録を更新した。

ヴォルフスブルクでは優勝を経験。その後、ニュルンベルク、フランクフルトとクラブを渡っている。フランクフルトではリベロとして新境地も開拓した。人望とキャプテンシー、ポリバレントな能力が評価されている。

12位:酒井宏樹

推定市場価格の最高値:800万ユーロ(2018年7月)
マルセイユ:EL準優勝

ハノーファーとマルセイユに在籍。いずれのチームでも安定して出場機会を得ており、攻守ともに評価されている。

マルセイユでは、2017-18シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ決勝に進出。準々決勝2ndレグではダメ押しゴールを決めた。0円移籍ながら掘り出し物としてサポーターから確固たる信頼を勝ち得ている。

13位:小野伸二

推定市場価格の最高値:560万ユーロ(2004年10月)
所属クラブの実績:UEFAカップ優勝(フェイエノールト)

フェイエノールトで成功を収める。UEFAカップ優勝に貢献し、ファンタスティックなプレーで観客を沸かせた。しかし怪我の影響もあり、日本のファンが望むようなステップアップは実現しなかった。

ちなみにボーフムとウェスタン・シドニーでの実績もあり、後者では豪州サッカーを盛り上げる役割を果たした。

14位:清武弘嗣

推定市場価格の最高値:1,000万ユーロ(2013年8月)

ブンデスリーガではニュルンベルクとハノーファーに在籍。ともに下位クラブで自身の特徴が活きにくい状況のなか、数少ないテクニカルな選手としてひとり気を吐いた。

2016-17シーズンにはセビージャに移籍。念願の「上手いチーム」での挑戦となったが、サンパオリ監督の難解な戦術に適応できずに出場機会が減少し、EU圏外選手枠から押し出される格好で退団した。

15位:酒井高徳

推定市場価格の最高値:400万ユーロ(2013年1月)

シュトゥットガルトとハンブルガーSVに在籍。一時はドイツ国内で代表に招集すべきだと報道されるなど高い評価を得る。ハンブルガーでは主将を任されたことも。

16位:高原直泰

推定市場価格の最高値:350万ユーロ(2007年6月)

ハンブルガーSVとフランクフルトに在籍。フランクフルト在籍時に2桁得点を記録するなど、日本人ストライカーの先駆け的存在。

17位:松井大輔

推定市場価格の最高値:450万ユーロ(2008年5月)

フランス・リーグ1で活躍した。とりわけル・マンでは「ル・マンの太陽」として愛され、印象的なプレーやゴールを数々披露した。ヒールでの神業ゴールは語り草。

18位:中島翔哉

推定市場価格の最高値:800万ユーロ(2018年6月)

ポルティモネンセに移籍して1年目に才能が開花。ポルトガルリーグが水にあうのかのびのびとプレーしており、10得点10アシストを達成するなど数字上も特筆すべき成績をあげている。移籍金800~1000万ユーロの値札がついているとの報道も。

19位:大迫勇也

推定市場価格の最高値:600万ユーロ(2018年7月)

2部の1860ミュンヘンからケルンへとステップアップ。2016-17シーズンには、ケルンの攻撃の中心選手として圧倒的存在感を放ち、代表での地位確立につなげた。

20位:森本貴幸

推定市場価格の最高値:400万ユーロ(2010年1月)

セリエAで主にカターニアで活躍。狡猾な点取り屋としてインパクトを放つも、シーズン最多得点は2008-09シーズンの7点と少々寂しい。結果がすべてのカルチョの国で認められるには至らなかった。

その他の候補選手

■スペイン(ラ・リーガ)
柴崎岳
推定市場価格の最高値:300万ユーロ(2018年7月)

 

■ドイツ(ブンデスリーガ)
武藤嘉紀
推定市場価格の最高値:600万ユーロ(2018年6月)

原口元気
推定市場価格の最高値:450万ユーロ(2018年7月)

宇佐美貴史
推定市場価格の最高値:250万ユーロ(2015年7月)

伊藤達哉
推定市場価格の最高値:200万ユーロ(2018年6月)

浅野拓磨
推定市場価格の最高値:250万ユーロ(2017年6月)

久保裕也
推定市場価格の最高値:500万ユーロ(2017年6月)

 

■フランス(リーグアン)
川島永嗣
推定市場価格の最高値:300万ユーロ(2013年6月)

 

■オランダ(エールディヴィジ)
小林祐希
推定市場価格の最高値:300万ユーロ(2017年6月)

堂安律
推定市場価格の最高値:250万ユーロ(2018年6月)

 

■ベルギー
森岡亮太
推定市場価格の最高値:500万ユーロ(2018年6月)

 

■オーストリア
南野拓実
推定市場価格の最高値:400万ユーロ(2018年6月)

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