サッカー観戦のコツ 詳しい見方・チェックリスト

サッカーを観戦するにしても様々な見方がある。単純にボールを追いつつ、選手個々の技術を楽しみ、そして贔屓チームに肩入れしながらハラハラ観戦するのも楽しい。

しかし本稿では、よりサッカーに詳しい人っぽく緻密に観戦をしてみたい方むけに、試合をみるうえでの確認ポイントをいくつか提案してみる。このチェックリストを押さえつつ観戦すれば、どのようなチームどうしの対戦なのかが理解できる。

サッカー観戦 チェックリスト

フィールド全域

フォーメーションはどうか?

現代サッカーにおけるフォーメーションは、攻撃と守備の局面で(あるいはそれ以外の状況に応じて)可変式であることも珍しくない。いまやフォーメーション論はそこまで重要な意味をなさない。

それでもやはり便宜上押さえてはおきたい。3バックか4バックかは、いまでも大きな違いだ。

見分けるタイミングについて。以下のようなシーンで確認するのがよいだろう。

  • 相手キックオフの瞬間。
  • 自陣に引いて守備ブロックを構築する際の陣形。
  • GKがゴールキックする瞬間(繋ごうとする場合はシステムが変形している可能性大)。

※選手交代の直後は、フォーメーションの変更が行われる可能性が高いので注意。

選手の配置は?

フォーメーションだけでなく、選手の配置が入れ替わったりしていないかもチェックするとよい。サイドハーフの左右のポジションチェンジなどは多い。

※選手交代の直後は、ポジションチェンジが行われる可能性が高いので注意。

攻撃面

速攻主体か、遅効主体か?

攻撃の局面で、縦に速い攻撃(≒ロングボール)主体か、遅攻(≒ショートパス)主体かはチームの色が出る。チームの方針でもあるので押さえておきたい。もちろん両方とも高いレベルでこなすのが理想だが。

パスのテンポや循環は良質か?

パスサッカーである場合、パスの流れの質はよく確認したい。「パスのテンポが一向に上がらない」「Uの字型の循環ばかりで変化が少ない」など、悪い時はただ回してるだけのサッカーに陥りがちだ。

下記のシーンが多いか少ないかは、一応の目安となるだろう。

  • ワンタッチパスの数。
  • 敵陣深くまでボールを運べた数。
  • 決定機の数。

攻撃エリアは?

中央からの崩しが多いか。左右どちらかからの崩しが多いか。確認しよう。

『WhoScored.com』などのマッチレビューを見れば、試合後具体的なデータとして確認できる。

守備面

プレッシングか、リトリートか?(DFラインの高さは?)

両チームのゲームプランを確認するうえでも、守備のやり方は立ち上がりに確認しておきたい。

①敵陣まで積極的にプレッシングをする守り方か。その場合DFラインはある程度高く保たなければならない。どこまで全員が連動しているかチェックしよう。

②あるいはミドルゾーンまでリトリートしたうえで、しっかりと守備陣形を形成する守り方か。

③または、いわゆる「ゴール前にバスを止める」と表現される、自陣深くまでリトリートするやり方か。その場合、裏へ抜けられる可能性も消せるので最も極端に守備的だが、敵陣まで遠いので得点の可能性も少なくなる。

※ちなみに「開始10分くらいはプレッシングを敢行し、その後はリトリート」というように使い分けるチームが多い。90分間プレッシングを継続することは不可能に近い。

ゾーンか、マンツーマンか?

ゾーンディフェンスか、マンツーマンディフェンスかも押さえよう。一般的にはゾーンだが、マンツーマン主体の守備戦術も極めて珍しいというほどでもない。

※「基本はゾーンで、一部においてのみマンツーマン」というハイブリッドな方法を取っているチームもあり、そうしたケースでは見極めは難しい。

ボールの取り所はどこか?

ボールの取り所が設計されているチームは強い。組織的プレッシングでサイドに追い込んで奪うのか。あるいは、特定の選手がボールをもった際にスイッチを入れるのか。

特定の選手にマンマークはついているか?

特に中央の特筆すべき才能を持つ選手に対しては、マンマークがつく可能性もある。試合前に一応可能性を頭に入れつつチェックしよう。

激しさはどうか?セットプレーを与えすぎていないか?

守備の激しさも確認ポイントのひとつ。

陣形を整えるだけで満足してボールへのアプローチが弱くなるのは典型的な脆いチーム。逆に重要な一戦では、熱くなりすぎてファールがかさみ、フリーキックから失点するケースもある。

そのあたりのバランスを丁寧に確認しよう。

コーナーキック

キッカーは誰か?

右側と左側でキッカーが変わる場合がある。コーナーフラッグ付近にふたり立たせて、どちらが蹴るかわからないようにするケースもある。

ターゲットは誰か?

身長が高く競り合いに強いセンターフォワードまたはセンターバックの場合が多い。その選手をマークをする守備側の選手と合わせて押さえよう。

ゾーンか、マンツーマン?

守備陣形の確認。明確なゾーンを敷く守り方か。マンツーマン(+数カ所に人を配置する)か。

ニアポスト&ファーポストに人は立てているか?

かつてはニアポストとファーポストに人を立てて人海戦術的に守るやり方が多かった。シュートがそこに飛んできた時に弾き返せるが、逆にエリア内が手薄になったり、攻め残りに人が割けなかったりする。

採用するチームとしないチームに分かれるので一応みておこう。

攻め残りは何人か?

攻め残りは何人いるか。リード時かビハインド時かによっても変わるだろう。

フリーキック

キッカーは誰か?

キッカーは誰なのか確認しよう。直接FKか、味方にあわせるFKかによっても変わる。もちろんFKの位置によっても変わる。

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