海外サッカー好きなら誰もが知るメガクラブ一覧!金満度も査定

欧州サッカーシーンにおいて、メガクラブ(ビッグクラブ、強豪クラブ、名門クラブ)は常に多くのファンとアンチを抱える特別な存在だ。伝説的名手が歴史を彩り、数多くの栄冠を手にし、そしていまなお当代きってのスーパースターを要する。サッカー界のピラミッドの最上部に位置する、重々しいオーラを纏ったクラブがメガクラブを名乗ることができる。

リーグ優勝を争えるような戦力を誇り、移籍市場でも大きな存在感を示しているクラブだけに、当然日本でもその認知度はとりわけ高い。欧州サッカー好きなら誰でも知っているクラブばかりのはずだ。

メガクラブ一覧

メガクラブ指標

メガクラブと評するにはどうしても多少の主観が入ってしまうが、なるべくそうならないようまずは指標をいくつか示そう。

所属選手の市場価値が高いクラブ

1位:バルセロナ:10億5000万ユーロ
2位:レアル・マドリード:9億6250万ユーロ
3位:マンチェスター・シティ:8億5650万ユーロ
4位:バイエルン・ミュンヘン:7億7900万ユーロ
5位:パリ・サンジェルマン:7億7550万ユーロ
6位:マンチェスター・ユナイテッド:7億5050万ユーロ
7位:チェルシー:7億4175万ユーロ
8位:トッテナム・ホットスパー:7億2000万ユーロ
9位:アトレティコ・マドリード:6億3600万ユーロ
10位:ユベントス:6億1630万ユーロ
11位:リバプール:5億4800万ユーロ
12位:アーセナル:4億9900万ユーロ
13位:ナポリ:4億3450万ユーロ
14位:ボルシア・ドルトムント:4億495万ユーロ
15位:ASローマ:3億8890万ユーロ
16位:ACミラン:3億8310万ユーロ
17位:インテル:3億5580万ユーロ
18位:RBライプツィヒ:3億5155万ユーロ
19位:ASモナコ:3億4865万ユーロ
20位:エバートン:3億4400万ユーロ
※2017-2018シーズン

世界で最も利益を出しているクラブ

1位:マンチェスター・ユナイテッド:6億8900万ユーロ
2位:バルセロナ:6億2020万ユーロ
3位:レアル・マドリード:6億2010万ユーロ
4位:バイエルン・ミュンヘン:5億9200万ユーロ
5位:マンチェスター・シティ:5億2490万ユーロ
6位:パリ・サンジェルマン:5億2090万ユーロ
7位:アーセナル:4億6850万ユーロ
8位:チェルシー:4億4740万ユーロ
9位:リバプール:4億0380万ユーロ
10位:ユベントス:3億4110万ユーロ
11位:ボルシア・ドルトムント:2億8390万ユーロ
12位:トッテナム・ホットスパー:2億7970万ユーロ
13位:アトレティコ・マドリード:2億2860万ユーロ
14位:シャルケ04:2億2450万ユーロ
15位:ASローマ:2億1820万ユーロ
16位:ACミラン:2億1470万ユーロ
17位:FCゼニト・サンクトペテルブルク:1億9650万ユーロ
18位:ウェストハム・ユナイテッド:1億9230万ユーロ
19位:インテル:1億7920万ユーロ
20位:レスター・シティ:1億7210万ユーロ
※2015-2016シーズン

世界で最もユニフォームを売り上げているクラブ

1位:バルセロナ:3637万枚
2位:バイエルン・ミュンヘン:3312万枚
3位:チェルシー:3102万枚
4位:マンチェスター・ユナイテッド:2977万枚
5位:レアル・マドリード:2866万枚
6位:パリ・サンジェルマン:2212万枚
7位:アーセナル:2055万枚
8位:アトレティコ・マドリード:1977万枚
9位:ユヴェントス:1678万枚
10位:ACミラン:1287万枚
※2015-2016シーズン

欧州5大リーグのメガクラブ一覧

上記指標に加え、昨今のリーグ戦の成績、UEFAチャンピオンズリーグの成績などから、以下のようにメガクラブを選出した。(筆者の主観が含まれている。)

イングランド マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティ
アーセナル
チェルシー
リバプール
トッテナム・ホットスパー
スペイン バルセロナ
レアル・マドリード
アトレティコ・マドリード
ドイツ バイエルン・ミュンヘン
イタリア ユベントス
フランス パリ・サンジェルマン

各メガクラブの紹介。強さと金満度(投資基準)

マンチェスター・ユナイテッド

強さ:★★☆☆☆

金満度:★★★★☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ポグバ(1億500万ユーロ)
2位:ルカク(8470万ユーロ)
3位:ディ・マリア(7500万ユーロ)

世界的な名門クラブで愛称は「赤い悪魔」。サッカーの母国イングランドにおいて史上最も成功を収めてきた。2005年にアメリカのビジネスマンであるマルコム・グレーザーが新オーナーとなった。

名将サー・アレックス・ファーガソンが監督退任後は低迷ぎみ。それを取り返すための焦りからかパニックバイの頻度も増加。市場への投資額も右肩上がりとなっている。基本的に金は出し惜しみしないクラブ。モウリーニョ監督就任後は安定しつつあるが、志向するサッカーの質はCL制覇のレベルまでは遠いか。

マンチェスター・シティ

強さ:★★★★☆

金満度:★★★☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:デ・ブライネ(7600万ユーロ)
2位:ラポルト(6500万ユーロ)
3位:スターリング(6370万ユーロ)

マンチェスター市民に愛されつつも長らくユナイテッドの後塵を拝してきたが、アラブ首長国連邦の王族シェイク・マンスールが新オーナーとなった2007年あたりから金満クラブと化した。しばらくは積極投資を図るも空回りで結果が出なかったが、いまではリーグ優勝争いの常連。グアルディオラ監督就任後はサッカーの質も格段に向上。着実な歩みを見せている。

オイルマネーによる積極投資の姿勢は以前から変わらないが、徐々にビジョンある投資となりつつある。クラブ史上最高はデ・ブライネの7600万ユーロとまずまずで、相場は心得ている。だがDFに関しては、次々と高額で獲得し相場を上げた。

アーセナル

強さ:★☆☆☆☆

金満度:☆☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ピエール=エメリク・オーバメヤン(6375万ユーロ)
2位:ラカゼット(5300万ユーロ)
3位:エジル(4700万ユーロ)

ロンドンの人気クラブでこれまで多くのタイトルを獲得している。ベンゲル監督のもと、早くからプレミアリーグにおいて魅力的なパスサッカーを志向してきた。2003-2004シーズンにはリーグ無敗優勝を達成。だが近年はリーグタイトルから遠ざかっている。

プレミアリーグそのものがバブリーになる昨今、移籍市場においてはかなり堅実な姿勢を保っている。だがタイトルから遠ざかっている現状から、サポーターは不満のようだ。

チェルシー

強さ:★★☆☆☆

金満度:★☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:モラタ(6600万ユーロ)
2位:トーレス(5850万ユーロ)
3位:シェフチェンコ(4330万ユーロ)

2003年にロシアで巨万の富を築いた石油王アブラモヴィッチが会長に就任してからは、豊富な財力をベースに金満クラブと化した。2004年からの数年はモウリーニョ監督とともに国内で無類の強さを誇った。

だがその後は落ち着き、いまではプレミアのメガクラブの中でも最も財布の紐が堅い。イメージと違って実は堅実路線だ。若手への投資は積極的だが、次々とレンタル移籍でたらい回しにする手法が賛否両論。

リバプール

強さ:★★★☆☆

金満度:★★☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ファン・ダイク(7880万ユーロ)
2位:ベンテケ(4650万ユーロ)
3位:サラー(4200万ユーロ)

イングランドの名門中の名門だが、リーグタイトルが遠い。CL圏にも入れないシーズンが続くなど一時低迷していたが、クロップ監督就任後は強さが戻る。タフな戦術だけにリーグにおける安定性が課題。

移籍市場においては若手や中堅を好む傾向にある。投資の積極性はまずまず。キャロル、バロテッリ、ベンテケなど、ハマらなかったFW投資もしばしば。

トッテナム・ホットスパー

強さ:★★☆☆☆

金満度:☆☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ダビンソン・サンチェス(4000万ユーロ)
2位:ムサ・シソコ(3500万ユーロ)
3位:ソルダード(3000万ユーロ)

ロンドンの人気クラブ。ポチェッティーノ監督就任後イングランド国内で強豪の立場を確立し「6強」と評されるに至った。

過去にはベイルやモドリッチなどの有望選手を抱えていても成績が安定せず、タレントを国内外のメガクラブに引き抜かれる立場だったが、ここ数年では移籍市場においても遅れを取らなくなった。ただし投資に使える資金にも限界があるため、基本的に堅実姿勢。

バルセロナ

強さ:★★★★★

金満度:★★★★☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:コウチーニョ(1億2000万ユーロ)
2位:デンベレ(1億1500万ユーロ)
3位:ネイマール(8820万ユーロ)

ここ10年では世界でも最も成功したクラブ。ほとんどのシーズンで何らかのタイトルを獲得している。グアルディオラ監督時代には、下部組織から昇格した選手ばかりで美しいフットボールを体現。タイトルも独占し究極の成功を収めた。

だがその後はスアレスやネイマールなど、大金を叩いて大物選手を獲得する方針が進んでいる(一応年間の補強支出額は「移籍金収入+4000万ユーロ」という独自の制約を設けているが)。クラブ哲学が素晴らしい反面、選手の売り買いなど移籍市場での振る舞いに改善の余地アリだ。

レアル・マドリード

強さ:★★★★★

金満度:★★★☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ベイル(1億100万ユーロ)
2位:C・ロナウド(9400万ユーロ)
3位:ジダン(7750万ユーロ)

FIFA公認の20世紀最高クラブ。過去長きに渡って金満クラブの代名詞でもある。CLで無類の強さを誇る。一流選手を並べて美しいサッカーを志向している反面、ここ一番の勝負強さも併せ持つ。

銀河系軍団時代には毎年の大型移籍で世界を賑わせた。だがジダン政権になってからは堅実路線にシフトしており、若手への投資にも積極的。「30歳以上の選手の大型補強はしない」「32歳以上の選手との契約は1年契約+1年の延長オプション」など手堅い方針も持っている。過去の経験の蓄積からか、選手の売り買いは上手い。懸念事項はペレス会長の暴走。

アトレティコ・マドリード

強さ:★★★★☆

金満度:☆☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ディエゴ・コスタ(6600万ユーロ)
2位:ファルカオ(4000万ユーロ)
3位:ジャクソン・マルティネス(3710万ユーロ)

レアル・マドリードが世界のクラブなら、アトレティコ・マドリードはマドリード市民のクラブ。長らく低迷が続いていた名門だが、シメオネ体制になり復権。宿敵レアルとも十分戦える強さとなり、いまでは「リーガ2強」ではなく「3強」とも評される程の強豪クラブとなった。

かつては負債額が大きかったが、新スタジアム「ワンダ・メトロポリターノ」への移転によるスタジアム収入、およびテレビ放映権収入の増収により、年間予算は欧州屈指の額となっている。だが移籍市場においては、他のメガクラブほどは積極的に振る舞えず堅実姿勢。

バイエルン・ミュンヘン

強さ:★★★★☆

金満度:★☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:トリッソ(4150万ユーロ)
2位:ハビ・マルティネス(4000万ユーロ)
3位:ビダル(3750万ユーロ)

世界的な人気を誇るメガクラブ。ここ数年はドルトムントの力が落ちてきたこともありブンデスで一強体制を築く。

資金も潤沢だが、移籍市場では堅実な振る舞いをみせることが多く買い物上手。国内では強さと格式において郡を抜いており、ドイツ人選手にとってはステップアップのゴール地点という位置づけだ。そのため国内での引き抜きが効果的で、欧州全域で見れば格安の投資額で計算できる選手を獲得し続けている。

ユベントス

強さ:★★★★☆

金満度:★☆☆☆☆

支出が高かった移籍 トップ3
1位:イグアイン(9200万ユーロ)
2位:ブッフォン(5288万ユーロ)
3位:テュラム(4150万ユーロ)

愛称は「貴婦人」。トリノを本拠地とする由緒正しき強豪クラブ。カルチョ・スキャンダルの当事者となり二部降格も経験した。その後しばらく低迷するも立て直し、ここ数年はセリエAで一強体制。

ACミランやインテルがFFPの影響で存在感をなくすなか、現在のイタリアでは抜きん出た予算を誇る。無茶な投資はせず堅実で、イグアインの出費もポグバ売却資金から捻出した。チームの不満分子になるような選手は好まず、戦える忠実な傭兵たちを買い求める。

パリ・サンジェルマン

強さ:★★★★☆

金満度:★★★★★

支出が高かった移籍 トップ3
1位:ネイマール(2億2200万ユーロ)
2位:ムバッペ(1億8000万ユーロ)
3位:カバーニ(6450万ユーロ)

当代最恐の金満クラブ。オイルマネーによる莫大な経済力を元手に一流選手を買い漁る。縛るものはFFPの制約しかないが、会長と関係の深い企業とスポンサー契約を結ぶというFFPの抜け道をうまく利用している。

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